小規模事業者持続化補助金について、本日、新たに「事業再開支援パッケージ」という制度が策定されました。
事業再開支援パッケージとは
小規模事業者持続化補助金については通常、広告宣伝費に対する補助が最大５０万円まででしたが、新型コロナウイルスに影響を受けた事業所を救済する目的で【コロナ対応型】が策定され、最大補助が１００万円まで引き上げられていました。
今回発表された「事業再開支援パッケージ」は、さらに５０万円の補助を上乗せされ、新型コロナウイルス感染症の影響を乗り越えるために前向きな投資を行う事業者に対して、補助率や補助上限を引き上げた総額１５０万円の補助が受けられる制度となります。
小規模事業者にとって、１５０万円の補助はかなり大きいですよね。
さらに、この「事業再開支援パッケージ」については補助率１００%です（これも異例！）。
事業再開枠（５０万円）の補助対象となる経費
今回発表された事業再開枠の補助対象経費は、下記のような感染防止対策が主となります。
・消毒、マスク、清掃
・飛沫防止対策（アクリル板・透明ビニールシート等）
・換気設備
・体温計
・クリーニング、使い捨てアメニティ用品、キーレスシステム等
・キーレスシステム等
・掲示・アナウンス（従業員・顧客に対する感染防止の呼びかけ）など
このようなものにかかった経費を最大５０万円補助します（しかも全額）、というものです。
店舗を構えて営業されている方にとって、特に大きなメリットがある補助金ですね。
持続化給付金、補助上限・補助率まとめ
現在、小規模事業者持続化補助金の応募枠は【通常枠（一般型）】【特別枠（コロナ対応型）】【事業再開枠】の３つとなります。
| 応募枠 | 補助上限 | 補助率 |
| 通常枠 | 最大５０万円 | 2/3 |
| 特別枠 | 最大５０万円 | ※3/4（または2/3） |
| 事業再開枠 | 最大５０万円 | 10/10 |
※補助率が3/4になるための条件
補助経費の1/6以上が、以下のいずれかに合致する取組であること
- 非対面型ビジネスモデルへの転換（自動精算機、キャッシュレス決済端末の導入 、店舗販売からEC販売へのシフト 等）
- テレワーク環境の整備（WEB会議システム、PC等を含むシンクライアントシステムの導入 等）
「事業再開枠」公募スケジュール
この「事業再開枠」については、本日5月22日〜公募が始まりました。また、５月締切分で採択された事業者に対しても、こちらが適応されるようです。
次回の公募締切日は６月５日（金曜日）となっており時間があまりありません。（※６月５日以降も、継続的に公募は行われる予定だそうです）
小規模事業者持続化補助金については、新型コロナウイルスで影響を受けた企業を救済する目的で様々な制度が策定されており、初めての方が全てを理解するのは非常に難しいかと思います。
Brand Design TSUMIKIはこれまでに小規模事業者持続化補助金を活用した宣伝広告・ブランディングを何度もお手伝いさせていただいた実績があり、補助金申請に強い士業の方にもサポート頂いております。
こちらの補助金の活用をご検討されている方は、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。（お問い合わせが非常に増えているため、サポート体制を拡大しました）
【投稿者プロフィール】小さな会社に特化した大阪府の集客デザイナー。グラフィックデザイナー歴17年。独立して7年で約180社の広告宣伝・ブランディングに携わる。ブログとYouTubeを活用した広告費0円のネット集客が得意で、自社HPの閲覧数は50,000PV/月（一般的なHPは1,000PV程度/月）。小規模事業者持続化補助金を活用した制作実績40社以上、申請サポート実績は200社を超えている。
