集客ブランディング®︎で小さな会社をブランドに変える。
大阪府茨木市のブランドデザイン会社Brand Design TSUMIKI 代表の廣里隆明です。
今日は「チラシをポスティングや手配りすることで得られる3つのメリット」についてお伝えさせていただきます。
チラシの集客方法
チラシは非常に集客効果の高い販促方法ですが、その分、企画からデザイン・印刷まで時間や費用も多くかかってしまいます。せっかく時間と費用をかけて制作したチラシなので、少しでも多くの反響を獲得したいと思う方も多くいらっしゃると思います。
チラシの配布方法に、折込チラシや提携店舗への設置、ポスティング・手配りなど様々な方法が考えられますが、今日は「ポスティング・手配り」をおこなうことで得られるメリットについてお伝えさせていただきます。
業者に頼んでポスティングを代行していただくサービスもありますが、今回は「経営者の方が直接ポスティングする」という前提です。
チラシをポスティング(手配り)する3つのメリット
1.お客様の反応がよく分かる
あなたのお店周辺でチラシをポスティング・手渡しすることができれば、そのチラシを受け取ったお客様の反応を直接聞くことができます。「どういうメリットがあるのか?」「この部分について詳しく知りたい」などの反応をいただければ、次回のチラシ作成のときに改善して制作することが可能になりますし、チラシに掲載しなければいけない情報を整理することができます。
チラシを作成するときは、どうしても「このサービス・商品ならお客様に喜んでもらえる」という前提で制作してしまうことが多いのですが、あなたの事をまったく知らない人に客観的なご意見をいただくことの方が大切です。
商品を買うのは、あなたではなくお客様です。
ポジティブな意見だけではなく、ネガティブな意見も積極的に取り入れ、チラシを改善していくことで反応率はどんどん高くなっていくはずです。
2.お店周辺の地域性が分かるようになる
ポスティングはお店の場所から何キロも離れた場所まで行う必要はありません。業種にもよりますが、都会であれば半径数百メートルの範囲で集中的に何度もポスティングをおこなえば、きっと見込客となるお客様を数多く獲得することができるでしょう。一回のポスティングだけで成果が出ることは稀で、継続的に何度もポスティングをすることでお店の名前や特徴を覚えていただく必要があります。
お店を構えていると駅からの導線や周りの店舗をじっくり見る機会はあまり多くありません。「この時間帯はサラリーマンの人が多い」「この辺は新しい家が多くて、新婚家庭が多そう」など、地域によって新たな発見がたくさんあるでしょう。
自分で直接ポスティングをすることで、店舗周辺の住民特性を直接感じることができます。その結果、それらに合わせて、チラシの内容を変更することも可能です。
サービス内容や近隣住民の顔を思い浮かべながら考えられるので、「どうすればこの前すれ違ったあの人が来てくれるだろう」など、いろいろなアイデアが生まれるきっかけにもなるでしょう。
3.チラシを渡すターゲットが明確になる
チラシを自分で配ることで、あなたのお店の近くに住んでいる見込客となるターゲットに絞って配ることができます。新婚家庭向けのサービスや商品を扱っているのであれば、新築のマンションや住宅を中心に。高齢者の方がターゲットなのであれば、少し築年数の経った住宅を中心にポスティングするなど、商品特性やターゲットによって臨機応変にポスティングすることが可能になります。
美容院のチラシであれば、自店のお客様になりそうな人がいたら「近くで美容院のお店をオープンしました。新規キャンペーン中ですので、ぜひ一度お試しください」という言葉を添えながらチラシをお渡しすることで、コミュニケーションにも繋がりますし、あなたの人柄を知ってもらうきっかけにもなります。
お店をオープンした直後は、売上も少なく販促費をできるだけ抑えたい方も多くいらっしゃると思います。ポスティング業者に依頼することで短時間で多くの世帯にチラシを配布することは可能ですが、「お客様」をリアルに感じることはできません。
販促費を抑えたい開店当初などはあなたが直接、チラシをポスティングや手配りすることをおススメします。余裕ができてきたら、ポスティング業者などに依頼してみるといいでしょう。
【投稿者プロフィール】小さな会社に特化した大阪府の集客デザイナー。グラフィックデザイナー歴17年。独立して7年で約180社の広告宣伝・ブランディングに携わる。ブログとYouTubeを活用した広告費0円のネット集客が得意で、自社HPの閲覧数は50,000PV/月(一般的なHPは1,000PV程度/月)。小規模事業者持続化補助金を活用した制作実績40社以上、申請サポート実績は200社を超えている。