”お客様に選んでもらう会社(ブランド)”になるために、最初に必要となってくるのがロゴマークです。
ロゴマークは会社の「顔」であり、どんな会社なのか?どんな事業をしている会社なのか?といった企業そのもののイメージをお客様に伝える大切な役割を持っています。
ロゴマークは単なる「形」ではありません。
〈会社の理念〉や〈創業者の想い〉といった会社のコンセプトを、視覚的に分かりやすく表現しシンボル化することでお客様に伝えるもの。一昔でいうところの〈旗〉や〈暖簾(のれん)〉の役割を担っています。
もう1つの大きな役割は、競合他社との〈差別化〉です。以下の写真をご覧ください。
これは「もし、世の中にロゴマークが無かったらどうなっているか」を分かりやすく表現したものです。この表をパッと見た時、混乱しませんでしたか?これでは企業イメージも何も伝わってきませんよね。
こちらはどうでしょうか?
表をパッと見た時に、「あの会社だ!」とスグに分かりませんでしたか?それぞれの企業に対するイメージが一瞬で頭に浮かんできませんでしたか?これがロゴマークの力です。同じ業種の企業でもオリジナリティを活かしたロゴマークで他社と差別化し、少しでもお客様の記憶に残るように工夫されています。
左右で見比べてみれば一目瞭然です。
最近では形の決まったロゴマークを低価格が”販売”している業者がいたり、経営者自ら簡単なソフトで制作してしまうという事もよく聞きますが、こういったロゴマークは果たして〈会社の理念〉や〈想い〉を形にできているでしょうか?”ロゴマークを販売する”というのは、デザイナーの私からすればとんでもない話です。
今後何十年も〈会社の顔〉となり続けるロゴマークを、形だけで選んでしまうのは非常にもったいないことだと私は思います。
会社のオリジナルロゴマークをまだ制作されていない方は、一度検討されてみてはいかがでしょうか?
【投稿者プロフィール】小さな会社に特化した大阪府の集客デザイナー。グラフィックデザイナー歴17年。独立して7年で約180社の広告宣伝・ブランディングに携わる。ブログとYouTubeを活用した広告費0円のネット集客が得意で、自社HPの閲覧数は50,000PV/月(一般的なHPは1,000PV程度/月)。小規模事業者持続化補助金を活用した制作実績40社以上、申請サポート実績は200社を超えている。