小規模事業者持続化補助金を活用した小さな会社のブランディング・広告宣伝を行う
ブランディングデザイン事務所 Brand Design TSUMIKI 代表の廣里隆明です。
10月30日発表された小規模事業者持続化補助金「コロナ対応型」第3回締切分の採択結果。
採択率が過去最低の34%になったことも大きな話題になっています。(前回までは採択率約80%)
この採択結果の発表を受けて、
「第3回の公募に自分で申請してみたんですが、不採択だったので申請のサポートをお願いしたいです」
というご依頼が、今日だけで2件ありました。
不採択になってしまって落ち込んでいる方もいらっしゃれば、
このように気持ちをスッと切り替えて次の公募に向けて進む方もいらっしゃるんだな〜、と感じました。
(私がもし不採択になったら、確実に数日間は引きずります…)
前向きに進まれている方もいらっしゃれば、
提出した事業計画書が不採択になったことで事業に自信を無くしてしまっている方も多くいらっしゃると思いますので
今回は残念ながら不採択になってしまった方に向けて
- あなたの作成した事業計画書 全てがダメだった訳ではない
- 小規模事業者持続化補助金 コロナ特別対応「第5回公募:12月10日締切」に一緒に再応募しませんか?
というメッセージをお伝えしたいと思います。
目次
1.「不採択=事業計画書が全てダメ」←ではない
2.不採択の理由は様々
>不採択理由1:書類の不備・代理申請業者に丸投げした事業計画書を提出
>不採択理由2:完成度の低い事業計画書を提出
>不採択理由3:完成度の高い事業計画書を提出したのに不採択
3.第5回での採択を目指して、もう一度“一緒に”頑張ってみませんか?
4.補助金の申請サポートについて
- これから取り組もうとした集客・販促活動に自信が無くなった
- サービスや商品を宣伝していくことに前向きになれない
- 専門家の人に事業を認めてもらう事ができなくて辛い
という気持ちを抱えられている方もいらっしゃるのではないでしょうか?でも、
不採択になったからといって、あなたの提出した事業計画書に全く魅力がなかった訳ではありません。
不採択の理由は様々
今回の小規模事業者持続化補助金 コロナ対応型「第3回公募分」の採択事業者は12,664件、不採択となった事業者は24,638件でした。
今回、残念ながらあなたの事業所は不採択の枠に入ってしまった訳ですが、この24,638件の中をもう少し詳細に見ていくと下記のようになります。
不採択理由1:書類の不備・代理申請業者に丸投げした事業計画書を提出
提出に必要な書類が1枚でも不足していた段階で、事業計画書の完成度に関係なく不採択となります。また、補助金申請の代理申請業者に作成を丸投げして作成してもらった経営計画書も「経営者自身が書いた計画書ではない」と審査員の方が判断した時点で不採択です。
ここに該当している事業者は、今回に限らず採択率が高いときに申請していたとしても不採択となっているでしょう。
不採択理由2:完成度の低い事業計画書を提出
作文のような文字だらけの事業計画書を作成してしまったり、自社の強みや市場動向などをしっかりと分析できている事業計画書でなければ、採択されません。ただ単に「ホームページを作りたいから補助金を下さい」では、審査員の方が「この事業者を応援したい」とはならないでしょう。
- なぜ今のサービスを扱っているのか
- 商品やサービスに対する熱い想い
- 競合他社と差別化できている部分はどこなのか
- 市場や顧客層はどうなっているのか
- この補助金を活用する事で、具体的にどのように売上が上がっていくのか
こういった項目がしっかりと網羅された“ストーリー性”のある事業計画書でなければ、採択されません。
このような完成度の低い事業計画書を何度提出しても、上記と同じようにいつまでも採択されることはないでしょう。
不採択理由3:完成度の高い事業計画書を提出したのに不採択
上記図の青色の部分に該当する事業者です。私が今回の記事でお伝えしたいのがココです。
あなたの提出した事業計画書はとても魅力的だった。
ただ、今回は(恐らく)予算の関係で採択事業者を絞る必要があった。
だから、”ほんの少し”だけ事業計画書の完成度が高かった他の事業所を採択した。
という理由も充分に考えられる訳です。
同じ事業計画書を見たとしても、
- A審査員:この事業計画書は魅力的だ
- B審査員:この事業計画書には魅力がない
という風に、どの審査員によって書類審査がされるかによって、採択・不採択が決まることも考えられます(審査員も人間です)。
第1回目・第2回目の公募の時のように今回も採択率が80%を超えていれば、このゾーンに入っているあなたの事業所は間違いなく採択されていたはずです。
ただ、今回の第3回公募は運の悪いことに採択率が低い回になってしまっただけなんです。
第5回での採択を目指して、もう一度“一緒に”頑張ってみませんか?
お伝えさせていただいたように、今回、残念ながら不採択になってしまった事業所にも様々な理由があります。
私が特に残念だと思うのは「あと少しで採択される可能性があったのに、運悪く不採択になってしまった事業者がいること」です。
学期テストのように採点・評価されて「何が悪かったのか」がしっかり分かれば、気持ちを切り替えることもスグにできるかもしれませんが、残念ながらこの補助金は「採択・不採択」の結果しか分かりません。
あと少しで採択されそうな事業計画書=事業として魅力があり、集客・事業拡大が見込める
ということですので、ここで今回不採択になってしまった事でその可能性が0になってしまうことは、非常にもったいない事だと感じます。(あなたの事業所にとっても、日本経済にとっても)
ですので、ここで諦めて「新規事業を辞めてしまう」のではなく、もう一度小規模事業者持続化補助金「コロナ対応型(12月10日締切)」に再チャレンジしてみませんか?
あなたが作成した事業計画書を元に、国の認定支援機関としての公的な資格を持つ行政書士事務所の専門家の方が、より完成度の高い、より採択される可能性がある事業計画書にブラッシュアップして、あなたの事業計画の採択に向けてサポートいたします。(代理申請ではございません)
小規模事業者持続化補助金「コロナ対応型」の最終公募となる第5回は
- 過去最多の申請者数
- 過去最低の採択率
になると予測しています。
採択率が70〜80%であれば、ご自身で事業計画書を作成して提出しても採択される見込みは充分にあります。
しかし、採択率が30%前後が予想されるこの状況では、専門家のサポートがなければかなり高い確率(個人的には95%くらいと思ってます)で不採択となるでしょう。
最大150万円(広告費100万円 + 感染予防対策費50万円)の補助金がもらえる機会は、これが最後です。
ぜひ、前向きにご検討いただければと思います。
補助金の申請サポート・お問い合わせはこちら
もし、あなたが今、第5回目の申請を迷われているようでしたら、先ずはお問い合わせをいただき「ご相談」という形で私や補助金の専門家の方とZoom、電話でお話しいただくだけでも構いません。
「申請に対する不安・疑問」にもお応えさせていただきますし、「事業計画書の採択される見込み」についても正直に、我々の見解をお伝えさせていただきます。(採択の見込みがないのに申請を進めるようなことはありません)
あなたの事業を発展させるお手伝いを、ぜひ我々にさせていただければと思います。
申請サポートに関するご相談・お申し込みは下記フォームよりご連絡ください。
【投稿者プロフィール】小さな会社に特化した大阪府の集客デザイナー。グラフィックデザイナー歴17年。独立して7年で約180社の広告宣伝・ブランディングに携わる。ブログとYouTubeを活用した広告費0円のネット集客が得意で、自社HPの閲覧数は50,000PV/月(一般的なHPは1,000PV程度/月)。小規模事業者持続化補助金を活用した制作実績40社以上、申請サポート実績は200社を超えている。