《ブランドづくり×デザイン》で小さな会社の経営を長期的に安定させる
大阪市此花区のブランドデザイナー廣里隆明です。
前回「そろそろ「値下げ」止めませんか」という記事を書きましたが、
どうして値下げがダメなのか。
大きな会社と小さな会社の違いに「資金力」があります。
価格競争で勝負出来るのは豊富な資金力を持つ大きな会社です。
大きな会社は大量生産・海外生産や独自の流通システムを構築することで
生産コストを抑える事ができるので、値段を安くしても利益を出し続ける事ができます。
小さな会社が同じ事をしようと思っても不可能です。
例えば「お客様の数が減ってきたので値下げしてお客様を集めよう」とします。
値下げする事でお客様の数が増えるかもしれませんが、
そのお客様は「他店よりも安いから」あなたのお店に来てくれたお客様です。
つまり値段に魅力を感じたお客様です。
ライバル店がさらに安い料金設定をすれば、
価格につられてお店にやってきたお客様はあっという間にライバル店へと離れていってしまいます。
お客様を取り戻す為にさらに安く→ライバル店もさらに安く…
これを繰り返していくとどうなるか…書くまでもありませんよね。
安易に価格を下げるという事は
「私の会社の魅力は他社より料金が安い事です。それ以外に魅力がありません。」と
言っているようなものです。
小さな会社は一刻も早く価格競争を抜け出さなければなりません。
小さな会社は価格競争で勝負する事は避けなければいけません。
あなたの会社の「ブランド力」が、
この価格競争を回避できるかどうかの大きな鍵を握っています。
【投稿者プロフィール】小さな会社に特化した大阪府の集客デザイナー。グラフィックデザイナー歴17年。独立して7年で約180社の広告宣伝・ブランディングに携わる。ブログとYouTubeを活用した広告費0円のネット集客が得意で、自社HPの閲覧数は50,000PV/月(一般的なHPは1,000PV程度/月)。小規模事業者持続化補助金を活用した制作実績40社以上、申請サポート実績は200社を超えている。