《ブランドづくり×デザイン》で小さな会社の経営を長期的に安定させる
大阪市此花区のブランドデザイナー廣里隆明です。
今日はモノやサービスの料金設定について。
少し前に独立された経営者の方とお話しする機会があったのですが、
サービスの料金設定で悩まれていると。
お話しを伺っていくと
「5,000円で提供しようとしていたサービスが、モニターのお客様に高いと言われてしまったので
3,000円に値下げしていこうと思う」との事。
【高い】と言われたから【安く】する。
余りにも安易過ぎる考えだと思いませんか?
【お客様が減ってきた】から【安くする】という考えも同じです。
お客様は「そのサービスに5,000円を払う価値が無い」と判断した訳です。
それなら「5,000円でも安いと思ってもらえるような+αの付加価値」を提供すれば良いのです。
「どうやった5,000円でも安いと感じてもらえるか」を考えるのです。
例えば美容室なら
・マッサージを1分ではなく10分する
・顔剃りサービス
・スタバのコーヒーが飲める
・カット後、写真撮影してプレゼント…
適当に考えただけですけど、一瞬でこれだけ出ました。
もちろん+αの付加価値を提供する事は簡単な事ではありませんが、
これを考える事を止めてしまうと価格でしか勝負出来ないお店になってしまいます。
「安いから」という理由でお客様に来てもらいたいのか。
「高くてもあなたのお店でお願いしたい」という理由で来てもらうのか。
値下げは誰にでもできます。
「価格を安く」するのではなく
「価値を高める」努力をしましょう。
【投稿者プロフィール】小さな会社に特化した大阪府の集客デザイナー。グラフィックデザイナー歴17年。独立して7年で約180社の広告宣伝・ブランディングに携わる。ブログとYouTubeを活用した広告費0円のネット集客が得意で、自社HPの閲覧数は50,000PV/月(一般的なHPは1,000PV程度/月)。小規模事業者持続化補助金を活用した制作実績40社以上、申請サポート実績は200社を超えている。