集客ブランディングで小さな会社をブランドに変える。
大阪府茨木市の集客ブランディング会社Brand Design TSUMIKI 代表の廣里隆明です。
インターネットの存在が当たり前になった今の世の中で、自社のホームページを活用して商品やサービスの宣伝・集客を行うことは珍しいことではなくなりました。
あなたの会社のことを初めて知った人に、PCやスマホでホームページを閲覧していただければ、会社の特徴や歴史、業務内容などを知ることができ会社に対する信頼を獲得できるでしょう。
一方で
- SNSがあるのでホームページの代用ができる
- 費用をかけてホームページを作る理由が分からない
と、未だにホームページの保有をためらう方も多くいらっしゃるのも事実です。
今回は、ホームページを保有しない会社【3つのデメリット】についてそれぞれお伝えさせていただきます。
デメリット1:お客様から信用されない
初対面の人とお会いした時に必ずおこなうのが「名刺交換」です。
自社の企業情報を相手の方にお伝えして、自社の商品・サービスに興味を持っていただくことが目的ですが、インターネットが誕生してからは名刺+ホームページで企業情報をお伝えし、興味を持っていただくようになりました。
名刺交換後にあなたの商品・サービスに興味を持ったお客様・取引先が行うのが【ホームページでの情報収集】です。
- 扱っている商品は本当に魅力的なのか
- どれくらいの実績がある会社なのか
- スタッフや会社の雰囲気はどのようなものなのか
など、疑問に思っていることを解決するための手段として必ずホームページを検索し閲覧します。
この時にもし、あなたがホームページを保有していなければどうなるでしょうか?
あなたの会社に興味を持っている方がいるにも関わらず、欲しい情報を集めることができません。それどころか
- 本当に企業として存在しているのか
- 怪しい商品を扱っているからホームページが無いのでは
- ホームページを制作する余裕もない会社なのかな
と、会社やあなた自身の信用度を著しく失うことになってしまいます。お客様が新しいサービスの導入を検討している場合、ホームページを保有している会社とそうでない会社、どちらが商談に有利になるかはいうまでもありません。
FacebookやInstagram、無料のブログサイトなどの無料SNSをホームページの代用として活用されている方も多くいらっしゃいますが、これらのSNSはホームページの情報を拡散するためのツールであり、決してホームページの代わりにはなり得ません。
FacebookなどのSNS:情報が常に“川”のように流れていく
ホームページ:情報が“湖”のように蓄積される
SNSで見込み客を集めることができても、その誘導先(ゴール)となるホームページが存在していなければ効果は限定的です。
デメリット2:情報の発信に時間・費用がかかる
チラシやパンフレットを制作して商品やサービスの情報を発信していると、どうしてもデザイン制作・校正・印刷・配布などの時間やコストが必要になります。さらに、掲載する内容が変わるたびに制作・印刷をやり直す必要があります。
ホームページの場合は、新しい商品やサービス・イベント情報などを宣伝する際はすぐに情報発信・公開することが可能です。午前中に企画したイベントを、午後には世の中に発信することができるのです。
インターネットには文字制限も掲載する写真の数にも制限がないため、豊富な文章と写真で伝えたい情報をしっかり伝えることができます。しかも、地域を問わず世界中に!一瞬で。
- チラシ・パンフレット:デザイン制作費・印刷費+制作時間・配布時間
- ホームページ:文章(写真)を書く時間のみ(追加費用0円)
ホームページ制作にはチラシに比べて割高な制作費がかかってしまいますが、その後の運用面でのメリットを考えると費用対効果は非常に高いものとなります。
デメリット3:優秀な人材が集まりにくい
お客様や取引先の方以上にあなたの会社のホームページを閲覧するのが、求職者の方々かもしれません。
自分がこれから何年・何十年と働くことになる会社のことなので、時間をかけてしっかりと事前調査をするのは当然のことです。
もし、あなたの会社のホームページが存在していなければ、求職者の方は求める情報を得ることができません。求人票や募集用紙に書かれた限られた情報だけで、あなたの会社が“自分にとって魅力的なのか”“本当に良い会社なのか”を判断しなければいけません。
今の時代、20代・30代の人が就職を希望する会社情報をネットで検索しないなんてことはあり得ません。
「真剣に良い会社で働きたい!」「もっと自分の力を発揮できる職場に行きたい!」と、強い想いを持っている求職者の方ほど
- どういう想いを持った会社なのか
- どういう人たちが働いているのか
- これまでにどのような実績があるのか
をホームページでしっかり事前調査して、応募するかどうかの判断材料とします。
逆に「どんな会社でも良いから、ある程度給料をもらえれば良い」と考える人は、ホームページで企業情報をしっかりと調べることなく、給与や待遇などの額面だけを優先して募集に集まる傾向が強いです。
- あなたの会社の想い・実績・歴史に共感して応募してくる人
- 給料や待遇だけを判断材料にして応募してくる人
どちらの人材を、あなたは採用したいですか?
ホームページでしっかりと企業情報を発信していれば、それに共感した優秀な人材が集まりやすくなるのは当然の結果です。
最後に
ホームページがない会社【3つのデメリット】として、それぞれ解説させていただきましたがいかがだったでしょうか?
私個人は、今の時代にホームページを保有していないことの最大のデメリットは【企業として信用されないこと】だと感じています。
「ホームページを保有することもできない会社」
と思われてしまっては、いくら優れた商品やサービスの展開していても、認知度が広まっていくことは無いでしょう。「その程度の会社」と思われて、おしまいです。
商品やサービスのお申し込み・お問い合わせを増やすこともホームページの役割として大きなものですが、それ以前に
- 会社の信用度が上がる
- 情報発信のコスト・時間が短縮できる
- 優秀な人材が集まりやすくなる
という、大きなメリットがあることを覚えておいてください。
あなたがまだ、ホームページを保有されていないのであれば、お客様や取引先・求職者の方から「まだホームページも持っていないんですか?」と思われないよう、ぜひこのタイミングでホームページの開設をご検討ください。
【投稿者プロフィール】小さな会社に特化した大阪府の集客デザイナー。グラフィックデザイナー歴17年。独立して7年で約180社の広告宣伝・ブランディングに携わる。ブログとYouTubeを活用した広告費0円のネット集客が得意で、自社HPの閲覧数は50,000PV/月(一般的なHPは1,000PV程度/月)。小規模事業者持続化補助金を活用した制作実績40社以上、申請サポート実績は200社を超えている。