ターゲットを絞らないと商品・サービスは売れない

集客ブランディングで小さな会社をブランドに変える。
大阪府茨木市のブランディング会社Brand Design TSUMIKI 代表の廣里隆明です。

今日は商品・サービスを売る相手(顧客ターゲット)を絞ることの大切さについてお伝えさせていただきます。

お客様とデザインの打ち合わせをさせていただくときに必ず
「ターゲットとされているお客様はどのような方ですか?」
と質問をさせていただくのですが、

この時に「私たちのターゲットは●●●です!」とスグに答えられる方は
ほんの一部の方しかいらっしゃいません。

多くの経営者の方はターゲットを絞るとことに
とても怯えているように感じます。

  •   「ターゲットを絞ったらお客様が来なくなるんじゃないか
  • 「少しでも多くのお客様に来て欲しい・買って欲しい

このような不安を抱えられることは
経営者としては当然の事だと思いますが、

この考え方には大きな間違いがあります。

ターゲットを絞らないとお客様に来てもらえないのです。
誰にも好かれようとする商品は、誰にも好かれない、ということです。

例を挙げてみると…

A「この靴はどの年代の人にもオススメです!」
B「この靴は外回りの営業が多い30代の会社員の方にオススメです!」

A社「老若男女、どなたにもこの物件はオススメです!」
B社「結婚3年以内の夫婦にお勧めの物件です!」

A社「大手企業から中小企業まで、様々な業種に対応できるデザイン事務所です!」
B社「小さな会社のブランディングに特化したデザイン事務所です!」

A社のように、誰にでも売ろうとすると(ターゲットを絞っていない)
どの年代や性別の方からも「自分と関係のある商品かもしれない」と思ってもらうことはできません。

お客様の心に響かないんです。

逆にB社だと、
30代の会社員」と「結婚3年以内の夫婦」「小さな会社」というターゲットに対し
「自分にメリットのある商品かもしれない」と思ってもらう可能性が高まります。

「自分にメリットがある」と思ってもらうことが、自社に興味を持ってもらう一歩です。

 

販売戦略が苦手な小さな会社の多くが
この「ターゲットを絞る」という根本的な大切なことができていません。

 

誰に向けてモノ・サービスを売っているのかを経営者自身が分かっていないのに
お客様が振り向いてくれる訳がありません。

BrandDesignTSUMIKIでは「小さな会社の経営者」という明確なターゲットを定めています。

こうすることで、交流会などで名刺交換させていただく時も
「小さな会社という事は、私みたいな個人経営のデザインもお願いできますか?」
と、すぐに仕事につながる事が増えました。

大中企業には振り向いてもらえなくても、
小さな会社の経営者の方にはかなり高い確率で何らかのリアクションをいただけています。 

このように誰にでも好かれる商品を売るのではなく、
1人のお客様に好かれるような商品を販売する気持ちで、
ターゲット顧客を設定しましょう。

1人のお客様に好きになってもらえれば、
他のお客様にも必ず共感していただけるようになります。

あなたの会社の商品・サービスは誰に向けて販売しているものですか?

 

 

 

 

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