集客ブランディング®︎で小さな会社をブランドに変える。
大阪府茨木市のブランドデザイン会社Brand Design TSUMIKI 代表の廣里隆明です。
起業の中でも特に人気の高い飲食店・カフェの開業。
苦労して作り上げた飲食店やカフェの集客で失敗しないために
最低限実施しておきたい5つの集客・販促の方法についてお伝えします。
目次
1.近隣住民3への認知に必須!チラシ配り
2.リアルタイムの情報発信!FacebookやInstagramなどSNSの活用
3.接客はお任せ!ホームページの活用
4.通りすがりの人にお店を知ってもらう看板・のぼり
5.リピーター獲得や紹介の繋がりに!ショップカード・ポイントカード
1.近隣住民への認知に必須!チラシ配り
飲食店やカフェのお客様でリピーターとして何度も足を運んでいただけるのは近隣の住民のみなさんです。
開業の挨拶をかねて、あなた自身でチラシ配りをされることをオススメします。そうすることで顔を覚えていただけますし「どのような層のお客様がお店の周りにいるのか」を知ることができます。
開業前はもちろん、開業後もイベントや新規メニューの告知を絡めたり、お客様の声などを載せるようにして積極的にチラシ配りをしましょう。
配る枚数で迷われる方も多いですが、100枚とか200枚では全然足りません。
「チラシは1000枚配ってお客様を1人獲得できればOK」と言われているので、最低でも1000枚・2000枚を配る気持ちでないと、目に見えた結果は出にくいと思ってください。大変な作業ではありますが、やればやるだけ結果も出やすいのがこのチラシ配りです。
(余談ですが、私の知り合いの経営者様はお昼休みに1000枚近くのチラシを近隣住民にポスティングしています)
お客様の反応を見ながら内容を改善を重ねていくことで、より反応率の高いチラシになっていきますので「チラシを育てていく」という気持ちで取り組みましょう!
2.リアルタイムの情報発信!FacebookやInstagramなどSNSの活用
無料でできるFacebookやInstagram・Twitter・YouTubeなどのSNSも情報発信のツールとして欠かせません。
開業後だけでなく、開業前からアカウントを作成して更新していくことでお店のファンを獲得することができます。
開店準備で内装が変化していく様子や準備の苦労話しなどを盛り込みながら、お店のオープンを盛り上げていきましょう。
SNSでは投稿した内容をシェア(拡散)していただくことが可能なので、
友達から別の友達に伝わり、お店の情報を多くの人にアピールできます。
オープン後もランチの写真やスイーツなどの写真、お客様の雰囲気などを継続的にSNSで発信しながら
ネットでの露出を増やしましょう。
特にInstagramを活用する場合は、少しでも美味しそうに料理が見えるように注意しながら写真を撮影・公開するようにしてください。
実際の料理は美味しくても、写真で美味しそうに伝わらなければお客様は「食べたい!行ってみたい」とはなりません。
これらの写真を比較した時、あなたはどのお店に「食べにいきたい」となりますか?上の二枚ですよね?
繰り返しになりますが、SNSで料理写真をアップする場合は、見た人が「美味しそう!」と思える写真を撮影・公開するようにしましょう。
料理だけでなく、経営者であるあなたやスタッフの雰囲気をアップすると、より親近感が湧いてお客様の獲得に繋がりやすくなります。
3.接客はお任せ!ホームページの活用
こちらも今の時代、必須の集客ツールであるホームページ。
たまに
- Facebookがあるから必要ない
- 無料のSNSがあるから十分
という意見をお持ちの経営者の方がいらっしゃいますが、これは大きな間違いです。理由は大きく分けて2つ。
1つは、FacebookやInstagramなどのSNSは情報をリアルタイムで発信・拡散するためのツールです。
「リアルタイム」というのがポイントで、常に新しい情報をタイムライン上に投稿し続けることで、フォロワーの方々に読んでもらえたり、共有してもらうことがでるのです。
逆にいうと、古い情報は見てもらえません。
タイムラインに投稿した記事は1日も経てばかなり古い情報として扱われて
他のフォロワーの方の投稿に埋もれてしまいます。
イメージとしては「川」のようなものです。情報がどんどん流れていくと思ってください。
これに対してホームページは「ダム」のようなものです。情報を蓄積する場所です。
お店のコンセプトやこだわり、店舗情報やメニューなど
初めてホームページを見た人でもお店のことがスグに分かる構成になります。
しかも、24時間自動で接客をしてくれるので、
しっかりとしたホームページを作成すればお店のイメージアップにも繋がり
検索でも上位になりやすいなど、長期的にお店の集客に繋げることが可能です。
もう1つは、ホームページがないだけで「お店の信用度が下がる」というものです。
今の時代、気になるお店を見つけるとほぼ間違いなくネットで検索されて来店前に情報収集されます。
ネットであなたのお店を検索したときにホームページが出てこなかったらどうでしょうか?
- このお店、本当に大丈夫かな?
- ホームページを作る余裕も無いのかな?
と、ネガティヴなイメージをお客様に与えてしまう可能性が高くなります。
一昔前までは「ホームページを持っている」ことは珍しいことでした(制作費が100万円単位だったため)が、
今は「持っていて当たりまえ」の時代です。20〜30万円の予算があれば最低限のホームページができる時代ですので
開業されるのであれば制作されることを強くおすすめします。
4.通りすがりの人にお店を知ってもらう看板・のぼり
看板やのぼりも、お客様にお店のことを知っていただくための大切な販売促進ツールです。
よくある失敗が、シンプルにお店の名前やロゴだけを看板に入れてしまって肝心のお店のコンセプトやこだわりが
全くお客様に伝わらないということ。
お店の名前だけを見て「食べたいな!」「美味しそう!」と思うことはありませんよね?
こだわりやコンセプトも一緒に看板に掲載して、どの看板を見ただけて「どういうお店なのか」分かっていただけるようにしましょう。
近所にこちらのラーメン屋さんがあるんですが、看板が素晴らしいです。
コンセプトやメニュー写真がしっかりと掲載されていて、店内に入らなくてもお客様はお店のことが分かりますよね。
「お店に入って、イメージと違ったらどうしよう」という不安を、ここで取り除いているんです。
のぼりにも、一押しメニューやコンセプトを掲載して、通りのお客様をお店に誘導できるようにしましょう。
看板は平面なのに対し、のぼりは立体的にアピールすることが可能ですので、自然と目に留めてもらうことが可能です。
のぼりを見る→看板を見る→メニュー看板→店内へ
という動線を意識してください。
5.リピーター獲得や紹介の繋がりに!ショップカード・ポイントカード
実際に来店してもらったお客様に渡すショップカードやポイントカードは、お店のことを覚えてもらえるほか、友達に手渡してもらったりする効率の良い宣伝手段です。
お店の住所や営業時間・地図・定休日・連絡先などを掲載し、初めての方が見ても迷うことなく来店できるようにしましょう。
このような基本情報だけでなく、お店のこだわりや開業の想い、あなたの顔写真なども掲載しておくことで反応率を上げることができます。
名刺サイズのシンプルなものより、情報が多く盛り込める二つ折りのショップカードがオススメです。
ポイントカードもよくある手法ですが、お客様に繰り返し来店していただくきっかけづくりには最適です。
【投稿者プロフィール】小さな会社に特化した大阪府の集客デザイナー。グラフィックデザイナー歴17年。独立して7年で約180社の広告宣伝・ブランディングに携わる。ブログとYouTubeを活用した広告費0円のネット集客が得意で、自社HPの閲覧数は50,000PV/月(一般的なHPは1,000PV程度/月)。小規模事業者持続化補助金を活用した制作実績40社以上、申請サポート実績は200社を超えている。